アーカイブ:2024年5月
2024.05.31
最新情報

映画『違国日記』オリジナルグッズの販売が決定いたしました。
6月7日(金)より全国の上映劇場にてお買い求めいただけます。(一部商品・劇場を除く)

劇場に足を運ばれるお客様は是非チェックしてみてください!

2024.05.30
イベント

5月29日(水)、公開を来週に控えた本作の公開直前イベントが行われ、主演を務めた新垣結衣さん、夏帆さん、瀬田なつき監督の3名が上映後のイベントに登壇。撮影の思い出や裏話、映画の魅力を存分に語りました。

不慮の事故がキッカケで大嫌いだった自分の姉の子供である朝(早瀬)を迎え入れることになる、人見知りの小説家・高代槙生を演じた新垣さん。原作ファンゆえに劇場公開間近を迎えた本作について「出演作を初めて見る時は自分の反省点ばかりを見てしまうけれど、今回の作品は初見から心が洗われた様な気持ちになりました。夏の湿気の混じった緑の匂いや土の匂い、体育館の冷える感じなどシーンごとに空気感が伝わってくる作品だと思いました。それによって物語に引き込まれるような気持ちになれて凄くいいなと思いました」と朗らかな表情。「試写室を出て瀬田監督と笑顔を交わした記憶があります」と手応えを得ていました。

槙生の良き理解者で、二人の暮らしを見守る友人・醍醐奈々を演じた夏帆さん。「胸がギュッとなるシーンが沢山あって、原作と映画それぞれに流れている空気感に共通するものを感じて、原作ファンとして嬉しかった」と瑞々しい魅力に感激していました。

意外なことに新垣さんと夏帆さんは10年ぶりの顔合わせで本格的初共演。新垣さんは夏帆さんについて「お芝居ではご一緒したことがないもの、ずっと前から知っている人みたいな意識があって、本読みの時に『わー!久しぶり~!』みたいな感じになって距離を感じなかった。夏帆ちゃんが醍醐を演じると聞いてピッタリだと思ったし、醍醐と槙生の過ごしてきたこれまでの歴史を表現する時に安心感があると思った。不思議な感覚です」と信頼しきり。すると夏帆さんも「まさに私も同じことを思っていて、同じことを言ってしまいそうだった」と照れて、新垣さんは「ゴメン!」と笑う相思相愛ぶりを見せていました。

改めて夏帆さんは新垣さんについて「根拠はないけれど、主演が新垣結衣さんだと聞いたときに『大丈夫だ!』と思えた。不思議です」と言うと、新垣さんも「本当にずっと昔から知っている人という感じがしました」と懐かし気。夏帆さんは「10代で一度一緒に仕事をして、それ以降は挨拶する程度でお会いすることはあったけれど、特別何かを話したりとかはなかった。それなのになぜだろう?(映画やテレビなどで)ずっと見てきているからかな?」と首をかしげると、新垣さんも「その感覚って自分だけかもと思っていたけれど、本読みで顔を合わせた時にお互いに『わー!』となれたので『あ、やっぱり!』と思った」と見えざる縁を感じていたようです。

また槙生の性格について新垣さんは「人に対しても自分に対しても正直な人。伝える言葉も嘘がないからこそ、初めて槙生のような大人に会った朝は寂しい思いをするけれど、実は槙生なりの相手を尊重するやり方や距離感がそれであって、自分にも人にも正直。誰といる時も表情が豊かで、自然に笑うしふざけるし戸惑うし無理に愛想笑いをすることがない」と分析し「槙生のそんなところを大事にしつつ、色々な顔を見せられればいいと思った」と演技プランを振り返りました。

一方、夏帆さんは槙生と醍醐の関係性について「二人の関係はそれこそウソがない関係で素敵。べったりしているわけではないけれど、お互いを必要として理解している。でも会うと10代のノリになる」として「撮影が楽しくて、結衣ちゃんに会うのを楽しみに現場に行っていました。私にとっても大切にしたいと思えるような思い出のある現場でした」とニッコリでした。

瀬田監督は新垣さんとの初コラボの感想を聞かれると「新垣さんは槙生そのままで、正直で誠実でウソがない。台本に対しても疑問点があると相談してくれてディスカッションしました。私の相談にも乗ってくれるので安心感があった。撮影も後半になると『新垣さんがそう言うならば任せて安心』という感じさえあった」と絶大の信頼を寄せました。

これに新垣さんも「瀬田監督は相談した時にレスポンスが早くて、そこを頼りにしていました。私の不安や疑問点を聞いてくれて心強かった。しかも疑問点やブラッシュアップしたい箇所がお互いに一致していたらしく、そこを分かち合えた気がしました。ここまで話を聞いてもらっていいのかな?と思いながらも、瀬田監督のお陰で真正面から作品に向き合うことが出来ました」と感謝していました。

また新垣さんは、劇中で槙生が朝に放ったセリフ『私の姉への怒りや息苦しさを、あなたは決して理解できない。私が、あなたの焦りや寂しさを理解できないのと同じように。あなたと私は、別の人間だから』をピックアップして「原作には『だから歩み寄ろう』という続きがある。その気持ちを私自身も大事にしたいと思いました」と噛みしめていました。

最後に主演の新垣さんは「物語の中で皆それぞれがそれぞれの境遇で抱えているものがあって、みんな違う人間で違う人間だけれども一緒にいることで優しい時間を過ごすことができるというテーマはとても良いもの。『違国日記』は優しい映画だと思います。それは原作にも言えることですが、原作に流れる空気が映画の中にも表現できたと思うので、今とても嬉しいです。公開はもう少し先ですが、誰かを誘っていただいて劇場に足を運んでいただきたいです」と観客に呼び掛けていました。

2024.05.27
イベント

映画『違国日記』の公開を記念いたしまして、キャスト陣と監督による公開記念舞台挨拶の開催が決定いたしました。
皆様のご来場をお待ちしております。

<舞台挨拶開催概要>
【日時】
2024年6月8日(土)
①10:00の回(上映後 舞台挨拶) ※マスコミあり
②14:00の回(上映前 舞台挨拶) ※マスコミなし

【会場】
TOHOシネマズ日比谷
〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-1-3 東京宝塚ビル地下
https://www.tohotheater.jp/theater/081/access.html

【登壇者】
新垣結衣、早瀬憩、瀬戸康史、瀬田なつき監督
※敬称略
※登壇者は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。

 

<チケットご購入について>
チケットぴあにて販売いたします。
チケット詳細はこちら

【先行抽選プレリザーブ】
受付期間 5月30日(木)11:00AM ~ 6月5日(水)11:00AM
結果発表 6月5日(水)18:00頃から順次

【一般販売】
6月6日(木)10:00AM ~ 6月7日(金)16:00まで
※予定枚数に達し次第、販売終了

【料金】
特別料金2,500円均一
※プレミアボックスシート ご鑑賞料金+1,000円

【購入制限】
お一人様2枚まで

 

≪一般発売に関する注意事項≫
※チケットぴあサイト WEBのみの販売となります。
※決済方法はクレジットカード・後払い Powered by atoneのみとなります。
※お席はお選びいただけません。
※毎週(火)・(水)2:30~5:30は、システムメンテナンスのためお申し込みいただけません。
※チケット料金・各種手数料は税込表示です。
※チケット購入に関するお問合わせは、http://t.pia.jp/help/ までお願いいたします。

≪残席がある場合の対応について≫
6/8(土)0:00より劇場オンラインチケットシステムにて、劇場オープン時刻より劇場窓口にて販売いたします。
※オンラインにて完売した場合、劇場窓口での販売はございません。

【その他ご鑑賞についての注意事項】
※特別興行の為、ムビチケカード他、前売鑑賞券・各種招待券は、ご使用いただけません。
※お席はお選びいただけません。
※全席指定席となります。チケットをお持ちでない方はご覧になれません。
※いかなる場合においても舞台挨拶中の途中入場は固くお断りいたします。
※場内でのカメラ(携帯電話含む)・ビデオによる撮影、録音等は固くお断りいたします。
※会場内ではマスコミ各社の取材による撮影、記録撮影が行われ、テレビ・雑誌・ホームページ等にて、放映・掲載される場合がございます。また、イベントの模様が後日販売されるDVD商品等に収録される場合がございます。予めご了承ください。お客様の当催事における個人情報(肖像権)については、このイベントにご入場されたことにより、上記の使用にご同意いただけたものとさせていただきます。
※インターネット・オークションへの出品その他の転売目的での入場券の購入及び転売はお断りします。
※営利を目的として転売された入場券及びインターネットを通じて転売された入場券は無効とし、当該入場券による御入場はお断りします。
※イベントの予定は、急遽変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
※いかなる事情が生じましても、ご購入後・お引き換え後の鑑賞券の変更や払い戻しはできません。
※イベント上映のチケットを、プレイガイド(チケットぴあ、ローソンチケットなど)でご購入されたシネマイレージ会員様は、劇場チケットカウンターでご鑑賞当日にシネマイレージの鑑賞履歴をご登録いただけますので、お立ち寄りください。(TOHOシネマズのみ)
※車いすをご利用のお客さまは車いすスペースでのご鑑賞となります。車いすスペースには限りがありますので、ご利用人数によっては所定のスペース以外でご鑑賞いただく場合がございます。

2024.05.27
最新情報

6月7日(金)に全国劇場にて公開の映画『違国日記』。
公開までいよいよ2週間を切りました!

記念して、デジタルコンテンツをプレゼントいたします!
ぜひご自身のアカウントのヘッダー画像としてご活用ください!

【ダウンロード方法】
画像をクリック後、原寸表示してから下記の手順でダウンロードをしてください。
※スマートフォンの場合:画像を長押ししてダウンロードしてください。
※PCの場合:画像を右クリックしてダウンロードしてください。 

■X用ヘッダー画像
※クリックで原寸大の画像が開きます

■LINE用ヘッダー画像
※クリックで原寸大の画像が開きます

2024.05.23
イベント

5月21日(水)、特別試写会が行われ、主演の早瀬憩さんをはじめ、小宮山莉渚さん、伊礼姫奈さんら次世代を期待されるフレッシュなキャストが登壇いたしました。10代のキャストから見た本作の共感できるポイントや“なりたい大人像”についてトーク頂きました。

エネルギー溢れる等身大の姿を演じきった、高校生役の面々が集まったこの日のイベント。
早瀬さんが「映画はいかがでしたでしょうか」と語りかけると、上映後の会場から大きな拍手が上がりました。
「ありがとうございます!とてもうれしいです」と喜びをにじませた早瀬さんは、「先日の完成披露は私にとって初めての舞台挨拶でもあったので、とても緊張していました。今日は同世代の3人ということもあって、イベントの前にも3人でお話をしていて、久しぶりに会ったとは思えないくらいずっと笑っていて。リラックスして挑めそうです」と意気込みを話して、朝の親友・楢󠄀えみり役を演じた小宮山さん、朝と同じクラスの優等生・森本千世役の伊礼さんも「がんばります!」と続いて3人で笑顔を見せ合うなど、冒頭から仲の良さの伝わるイベントとなりました。

撮影当時の印象に残っている瀬田監督からの演出に話が及ぶと、「撮影当時は朝と同じ、15歳だった」と切り出した早瀬さんは、「監督は『15歳のそのままでいていいから』とおっしゃってくださった。肩の力を抜いて、撮影に臨むことができました。監督はとてもフレンドリーで、やさしい方。いつでも質問に答えてくださって、監督に悩みを共有できるのはすごく心強かったです」と感謝しきり。小宮山さんと伊礼さんが体育館や教室のシーンが思い出深いと話すと、早瀬さんは「実際に学校にいる感じで、わちゃわちゃと楽しく撮影ができた」と2人と絆を育みながら、楽しく撮影ができたと目尻を下げていました。

劇中で描かれる、10代特有の悩みに共感できることも多かったという3人。早瀬さんは「朝は自分に自信がないんですが、そこはものすごく共感できました」、小宮山さんは「10代の頃は、周りとくらべがちだなと思います。本作からありのままの自分を受け入れて、一緒に色々な悩みを抱えながらも、それぞれが自分らしく生きていく大切さを感じました」、伊礼さんは「やりたいことがあるのに、他人によって道を塞がれてしまうこともある。でも本作から、遠回りすることは自分の成長の材料になるんだと大切なことを教えてもらいました」と10代の目線から見ても本作から受け取ったものも多い様子。

演じたキャラクター同様に、俳優たちも大人への道を歩んでいる。「なりたい大人像は?」と聞かれた早瀬さんは、「周りを気遣える大人になりたいです」と回答。「それは、まさしく結衣さん」と共演した新垣さんにとても憧れていると打ち明けました。1か月ほどの撮影期間には「結衣さんのそばにずっといさせてもらった」そうで、「結衣さんは『今、こう思っているでしょ』と私の思っていることを的確に言ってくれたり、周りのキャストやスタッフさんにも親切に接していて。今の私は自分のことでいっぱいで、周りが全然見えていなくて、突っ走っている感じだと思います。いつか結衣さんのように、周りを気遣えるステキな大人になれたらいいなと思います」と未来を見つめました。

小宮山さんは「槙生さんは自分の意見をしっかりと持ちながらも、相手のことを理解する。共感はできないけれど、相手を理解して一緒に寄り添う人。そういった大人には憧れます」と新垣さんが演じた槙生が“なりたい大人像”だという。「えみりも槙生さんを憧れとして見ていたけれど、私も槙生さんに憧れます。新垣さんと一緒にお芝居をするシーンでも、真っ直ぐでステキだなと思うところがたくさんありました。自分もそういう大人になれたらいいなと思っています」と宣言。新垣さんに羨望の眼差しを向けた早瀬さんと小宮山さんは「ステキな大人になろうね」と声を揃えて拳を握り、会場をほっこりとした空気に包んでいました。そして伊礼さんは「食後に、温かいお茶やコーヒーを飲める落ち着いた大人になりたい」と告白し、会場も大笑い。「私はまだ、アイスやチョコレートとか甘いものを食べてしまう」とはにかむと、早瀬さんも「私もアイス」とにっこり。「コーヒーはもうすぐ飲めるようになる予定なんですが、まだ飲めなくて。今は甘いものです」と語っていました。

また3人が、公式TikTokに集まった質問に答える場面も。
「キャラクターを演じる上で参考にしたものは何ですか?」という質問には、3人ともが「原作」と前置きしつつ、早瀬さんは「原作に忠実にと思いながら、撮影前も撮影中も原作を読み込んでいました。結衣さんもそうなんですが、現場にも漫画を持ち込んで一緒に読んでいたりしました」と振り返りました。小宮山さんは「えみりが、槙生さんに似た話し方をするセリフがある。そこは監督とお話ししたり、新垣さんの演技を見ながら、『こういう感じで言っているんだ』と参考にしながら演技をしていました」と回想。自身の演じた役柄は「自分を持っていてかっこいいと思った」という伊礼さんは、「周りにいる自分の尊敬できる人を探して、『こういった人間ならば、かっこいいと思ってもらえるんだろうな』と一生懸命に想像しながら演じていました」と役作りの秘訣を披露していました。

また中学生から、「中学生でも映画は楽しめますか?」との質問に「もちろん楽しめます」と一同即答。早瀬さんは「登場人物それぞれ悩みを抱えていて、学生特有の悩みだったりもするので、見ていて共感してもらえる部分があると思いますし、見終わった後だったり、見てる時に気持ちが前向きになれる映画だと思います」と、しっかり中学生の心も捕えるものになっていると太鼓判を押していました。


最後に、1番印象に残っているセリフについて伊礼さんは「屋上のシーンで言った『無力』という言葉があるんですが、それは私たちが普段少し軽く口にしてしまうようなネガティブな意味ではなく、本当に千世本人ではどうしようもないことに対して使った言葉で”千世かっこいいな”と感じて印象に残っています」としみじみと語り、小宮山さんは「朝に『大嫌い』と言われてしまうシーンがあるんですけど、これまで私は言われたことがないのでこんなにも心が傷つくものなんだと知りました。そしてそれほどまでに相手を想っているということでもあるので、不思議な体験でした」と撮影を振り返りました。早瀬さんは「大切なセリフはいっぱいあるんですけど、」お葬式で槙生ちゃんが言った『たらい回しはなしだ』という言葉です。あのシーンは私が演技に苦戦していたのですが、結衣さんが槙生ちゃんとして存在してくれたからこそ乗り切れました。その後の撮影中も撮影が終わった後もそのセリフに救われています」と告白しました。

3人が真摯な言葉を放ちながらフレッシュなやり取りを見せて、温かな雰囲気いっぱいとなったこの日。最後に早瀬さんは「このイベントを通して『違国日記』の魅力がより皆さんに伝わっていれば、うれしいなと思います。この映画の魅力をご家族やお友達にぜひ伝えていただいて、1人でも多くの方にこの映画を届けることができたらうれしいです」と心を込め、拍手を浴びながら3人は手をつなぎながらステージを降りて行きました。

2024.05.21
イベント

映画公開直前イベント付き試写会の開催が決定しました。本イベントに78名様をご招待いたします!応募の詳細は下記フォームからご確認ください。

■応募フォーム
https://pro.form-mailer.jp/fms/3b15b970313259

■日時
5月29日(水)
15:30開場/16:00上映開始(上映時間:139分)
※上映後にトークイベント付き、19時頃終了予定です

■トークゲスト(予定)
新垣結衣、夏帆、瀬田なつき監督 ※敬称略

■場所
都内某所
※ご当選の方にのみお知らせいたします。

■応募期間
5月21日(火)10:00 ~ 23日(木)23:59
※当選のご連絡は24日(金)を予定しております

【注意事項】
・応募はおひとり様1回までです。参加意思のあるご本人様に限らせていただきます。
・当選後、第三者に権利を譲渡することはできません。
・本イベント会場内でのカメラやビデオ(携帯電話・スマートフォンを含みます)による撮影、録音等は、固くお断りいたします。

2024.05.15
イベント

『違国日記』キャスト登壇イベント付き特別試写会の開催が決定しました。

映画公式TikTokにて、本イベントに2組4名様をご招待いたします!
応募の詳細は下記のリンクにてご確認ください。

■映画公式TikTok

@ikokunikkimovie キャスト登壇イベント付き特別試写会開催決定!📢 この動画にいいね&質問コメントを投稿✍️した方の中から抽選で【2組4名様】をイベントにご招待! たくさんの質問お待ちしています! イベント詳細は公式HPのニュースをチェック📰 トークゲスト:#早瀬憩 さん、#小宮山莉渚 さん、#伊礼姫奈 さん(予定) #映画違国日記 ♬ オリジナル楽曲 – 映画『違国日記』公式

■日時
5月21日(火)
17:30開場/18:00上映開始(上映時間:139分)
※上映後にトークイベント付き、21時終了予定です

■トークゲスト
早瀬憩、小宮山莉渚、伊礼姫奈(予定)

■場所
神楽座(千代田区富士見 2-13-12 KADOKAWA 富士見ビル 1 階)
https://group.kadokawa.co.jp/location/iidabashi03.html

■アクセス
JR 中央線・総武線「飯田橋駅」西口より徒歩3分
東京メトロ有楽町線・南北線・都営地下鉄大江戸線「飯田橋駅」B2a・B3 出口より徒歩4分
東京メトロ東西線「飯田橋駅」A4 出口より徒歩5分
東京メトロ東西線・半蔵門線・都営地下鉄新宿線「九段下駅」1出口より徒歩7分

2024.05.10
最新情報

5月9日(木)、公開に先立って完成披露上映会が行われ、W主演を務めた新垣結衣さん、早瀬憩さん、そして夏帆さん、小宮山莉渚さんら豪華キャストに加え、瀬田なつき監督が上映前のイベントに登壇しました。

不慮の事故がキッカケで大嫌いだった自分の姉の子供である朝(早瀬憩)を迎え入れることになる、人見知りの小説家・高代槙生を演じた新垣さん。満席の会場に向けて「大好きな原作の映画に主演するということで凄く思い入れがあります。同時に緊張もしていますが、どんな反応が返って来るのか楽しみです」と声を弾ませていました。

ある日突然両親に先立たれてしまい、叔母である槙生(新垣結衣)との同居生活を送ることになる人懐っこく素直な高校生・田汲朝を演じた早瀬さん。舞台挨拶に立つのが初めてとのことで「緊張して始まるまで結衣さんに縋り付いていました」と照れて、新垣さんから「実際にどうです?お客様を見てみて」と尋ねられると「本当にビックリしています!優しいお客さんたちで本当に嬉しいです。こんなに観てくれる人がいるんだと、今の段階で感動しています」と初々しい返答で場を和ませていました。

新垣さんは撮影を振り返り「原作に描かれている槙生ちゃんの魅力をどうにか体に染みこませて映画に落とし込んで表現したいと思った。本番が始まる直前の“よーい”の瞬間に原作の槙生ちゃんの表情を思い浮かべる様にしていて、それをするとスイッチが入ったみたいにスッとセリフが言えた気がしました」と演じる上でのアプローチを明かしました。

早瀬さんは演じた朝について「素直で明るくて犬っぽくて人懐っこい。でもしっかりしていて孤独を抱えている子。監督からは朝と同じ15歳のそのままの私で居てくれていいと言ってもらえたので、いい意味で肩の力を抜いて演じることが出来ました」と報告。オーディションで早瀬さんを抜擢した瀬田監督は「オーディションの最初の頃から素晴らしいなと思っていた」と太鼓判を押していました。

槙生の良き理解者で、二人の暮らしを見守る友人・醍醐奈々を演じた夏帆さん。「その場の空気がにぎやかにパッと明るくなるような存在でいられたらと思って、カメラが回っていない時も“なんだか賑やかな人が来たぞ!”と思ってもらえる様に、いつもよりも何倍もギアを上げることを心がけていました」と回想。これに新垣さんは「凄くそんな存在でした。夏帆ちゃんが来ると、現場全体の空気が入れ替わる様な華やかな空気になって、夏帆ちゃんが帰ると嵐が去ったように空気がガラッと変わった」と感謝。かつてテレビドラマで夏帆さんが演じる役の幼少期を演じたことのある早瀬さんは「お会いした瞬間に“私の中学生時代だ!”と明るく声を掛けてくれて緊張の糸がほどけました。撮影中も夏帆さんが居るだけで空気が華やかになる感じがありました」と全幅の信頼を寄せていました。

意外なことに新垣さんと夏帆さんは本作が本格的な初共演作。夏帆さんは「10代の頃にご一緒したことはあるけれど、お芝居をするのは初めて。久しぶりにお会いした際に、まるで昔からの友人のようにフラットに受け入れてくれた。毎回結衣ちゃんに会うのを楽しみに現場に行っていました」と時を経ての再会に心底嬉しそうでした。

朝にも言えない秘密を抱えている親友・えみり役の小宮山さん。早瀬さんとの関係性について「憩ちゃんは朝のまんま。憩ちゃんとならば朝とえみりのような親友関係を築けそうだと思った。一緒にカフェに行ったり、お昼ご飯もくっついて一緒に食べたり、撮影の合間も親友のような関係性を築くことが出来ました」とニッコリしていました。

また夏帆さんは思い出深いシーンとして、槙生の家で行われる餃子パーティーをピックアップしました。「毎回現場に行くたびに良い休日を過ごさせてもらった感じがある。二人(新垣結衣と早瀬憩)の間に流れる空気が心地よくて落ち着く。仕事だけれど心が浄化される感じだった」と紹介すると、早瀬さんも「餃子が本当に熱すぎて“熱い!熱い!”となったのも楽しい思い出」と微笑み、新垣さんも「ただただ美味しく楽しく餃子を食べました」と声を弾ませていました。

映画のタイトルに掛けて「行ってみたいと思う国or行ってみたい世界」を発表。早瀬さんと小宮山さんは以心伝心で「二人で韓国に行きたい」。旅行好きという夏帆さんは「アイスランドの大自然に触れたい」。そして新垣さんは「宇宙」というも「実際に自分が宇宙に行って本物の宇宙を目の当たりにしたらすごく怖いと思う。自分がちっぽけに思えてドキドキしそう。なのでイラストなどで見るようなファンタジーな、開けた世界の宇宙を見てみたい」と夢のあるSFチックな宇宙限定を希望とのことでした。

ちなみに行ってみたい国としてアイスランドを挙げた夏帆さんですが、実は新垣さんと同じように「宇宙」を行ってみたい世界に決めていたようで「一緒になったね!」と喜ぶと、新垣さんも「気が合うね〜」と相性の良さを見せつけました。

イベントの最後に早瀬さんは「今回の映画は沢山の思いが詰まった映画になっています。私にとって大切な作品になりました。登場人物それぞれが悩みを抱えながらも生きているというメッセージがあり、馬が合わないと思う人でも寄り添うだけでその関係性が変わったりすると思うので、観終わった後に少しでも前向きな気持ちで映画館を後にしてもらったら嬉しいです」とアピール。新垣さんも「槙生のセリフにある、私たちはすべてをわかり合うことはできない、という言葉は冷たい言葉でありません。その人そのものを尊重している言葉で、その上でぶつかることもあるかもしれないけれど寄り添って日々を温かく大事に過ごすことが出来るということを感じられる映画です。日常を描いた作品で、自分の物語でもあり、すぐ隣の人の物語でもあります。ほっこりした気持ちで劇場を後にしてもらえたら嬉しいです」と優しく呼び掛けていました。